革と向き合う日々
革の鞄たち
ショルダーの次に作ったのは
トートバッグ
タッセル付きのトートです。
あ、背胴を撮るのを忘れました!
前は剥ぎ合わせがストライプですが、背はボーダーになってます。
何故かというと、欲張ってしまったんですね。
一回しか作る時間がないのなら、どっちも組み込んでしまえ
という具合です。
気分に合わせてストライプにしたり、ボーダーにしたり
ちょっと普通と違うのが好きなのでこうなりました^^
内装はかわいい刺繍の生地です!
夏に神戸で手に入れたお気に入りです。
鞄の真ん中に仕切りのファスナーポケットを付けてみました。
内外径を考えて作ったのですが、もう少し幅を短くしなければいけませんでした。
少したるみが出てしまってます。
1st、2ndなどサンプルを作る時間はないので今後の課題に
そして
革でかっちりとした鞄を作る課題
かぶせ付き、差し込み錠、サイズ感、マチの仕様、ハンドルに規定があります。
そこで、ランドセルみたいな2WAYバッグを作りました。
ベージュのヌメ革はとってもデリケート
傷がつきやすいですが、それも味かなと
前胴にポケットを付けることで、
かぶせの寸法の出し方や差し込み錠との兼ね合いが難しかったです。
そんなときに図面の素晴らしさを実感しました。
平面で起こした絵型通りに作るとこんなにも思い通りに仕上がるなんて!
使いづらそうに見える差し込み錠ですが、
差し込む時はかぶせの両端をつまんで下に引っ張ると
勝手に閉まります。
これは私も計算外!革の固さが功を奏しました。
ハンドルが赤いのは…
当初、赤の革で本体も作る予定だったのです。
一番最初に作ってしまってから、赤い革の傷の多さと扱いづらさに気付いてしまってこの有様です。
時間のあるときに作り直すつもりです。
切り目の鞄はコバ処理に時間がかかる…
かっちりとした鞄はちょっとでも寸法が違ってしまうと形になりません。
とっても気を使う鞄です。
なんとか仕上がって良かったです。
さて、今日できたてホヤホヤの女性らしいバッグはまた今度